肌のトラブルと老化を防ぐ簡単すぎるたった一つの方法…クレンジング編

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ゲル美

32歳で美意識が低すぎるが故に美容専門家を目指しているので(仮)。 某ゲームのように専門家になった瞬間(仮)が外れるかもしれないし外れないかもしれない。 クソゲーやレトロゲーム全般を愛するゲーマーでもある。美容薬学検定1級。

 

こんにちわ。ゲル美です。

朝に慌ててストッキングを履いていると高確率で破いてしまうのですが、皆さまにおかれましては如何お過ごしでしょうか。
ちなみにゲル美はほぼ週1ペースでストッキングを破いています。

さて、それは置いておくとして

皆さんは日々のクレンジングをどのように行っていますか?

 

意外と見落とされがち…スキンケアよりもクレンジングが重要!

 

クレンジングといえば、皆さんよくご存じのとおり化粧を落とす為のもの。

一般的なやり方だとクレンジングオイルやクレンジングシートでメイクを落として、その後にクレンジング剤を落とす為の洗顔を行って化粧を落とし切りますよね。

メイクをする以上は必ずしなければならないクレンジングですが…実は美しい肌を保つための、非常に重要な行為だということをご存知でしょうか。

とは言っても、クレンジングよりもスキンケアの方が重要な気がしますよね。
それに、飲んで帰ってきた時のクレンジングのダルさは半端ないので、『クレンジング=面倒なもの』という風に思う気持ちは、すごくよく分かります。(私だけ?)

結局クレンジングって落とすだけの行為で、残念ながらメイクやスキンケアに比べてトキメキが少ないわけです…。

けれど、クレンジングはスキンケアよりも大切にするべきだと私は考えています。

何故ならクレンジングは、メイクよりも何よりも肌に負担をかける行為だからです!

 

間違ったクレンジングしていませんか?

 

皆さんは肌を痛めるクレンジングを行っていませんか?

下記に一つでも当てはまっていたら、もしかしたら肌を痛めるクレンジングかもしれません。

こんなことをしてたら危険信号!肌に負担を与えているかもしれない習慣

  • 拭き取りタイプのクレンジングでざっと取って終わり。
  • 顔をマッサージしながらクレンジング。
  • 薄化粧なのでクレンジング剤の使用量は割と少な目。
  • 石鹸洗顔のみ。石鹸洗顔可能な化粧品じゃないけど、薄化粧だから多分落ちている。
  • 熱いお湯で洗う。
  • 冷たいお水で洗う。
  • メイク残りは肌トラブルの元なので、ごりごり擦って全部綺麗に落とす。
  • アイメイクは全然落ちないので、重点的に指でくるくるして落とす。
  • 何なら化粧したまんま寝ちゃうときも…。
  • ミネラルオイルorオリーブオイルorホホバオイルクレンジング。

 

いかがでしょうか。あてはまっていませんか?

肌を痛めるクレンジングを止めるだけでも、肌の状態が全然違います。

しかも、クレンジングはスキンケアやメイクと違って高いお金を出して色々なアイテムを揃える必要が無く、何なら今日からでも変えることが出来ます。
どうでしょう。騙されたと思って少しだけクレンジングを変えてみませんか?

『うるせーよボケ!クレンジングよりメイクやスキンケアが楽しいんだからほっとけよ大福魔人め!』

 

なるほど、そう言いたくもなりますよね…

 

クレンジングだけで肌が変わるなんて、そんな都市伝説じゃあるまいし…

 

そうですよね…プラセンタとかセラミドとかコリャーゲンとかひゃーるろん酸はいってるスキンケアのほうがいいにきまってる…

 

でも、とりあえず騙されたと思って一度だけお試し下さいな。
そんなに悪いことにはなりませんよ!

 

マル秘伝授!正しいクレンジングのコツ

 

正しいクレンジング方法のコツは、いくつかあります。

『このアイテムを使ってこうしろ!』という1つの方法ではなく、コツを抑えていかに肌に負担をかけずにクレンジングするのか?というところが大切というわけです。

正しいクレンジングのコツ

肌にクレンジングがついている時間を減らすため、素早く落とす。

肌にとって負担になる成分が多いクレンジング剤は、出来るだけ素早く使用しましょう。


ベースメイクに合わせてクレンジングを選ぶ。(ポイントメイクは専用のリムーバーやオイルで落とす)

クレンジング剤をポイントメイクに合わせると、洗浄力が強すぎる場合が多いです。


メイク・肌質に合った方法を選ぶ。

肌質に合わない方法でクレンジングを行うと、より肌の状態を悪化させかねません。

また、基本的に石鹸洗顔で落ちる化粧品(エトヴォスや24hコスメ等など)でない限り、石鹸洗顔ではメイクは落ちないものと考えて下さい。
逆に、ウォータープルーフや濃いメイクは鉱物油・植物油クレンジングではほぼ落ちません。


クレンジング剤は多めに使用する。

薄化粧の場合でも多めに使用しましょう。メイクが残ってしまうと肌トラブルのもとになります。


皮脂を取り過ぎない。

ゴシゴシ洗ったりクレンジング剤でマッサージするなど、皮脂を取りすぎているかもしれません。皮脂を取りすぎると肌が乾燥して、皮脂を過剰に分泌=脂性肌やニキビの元。


ぬるま湯で洗う。

冷水やお湯は赤ら顔・皮脂の取りすぎに繋がるので避けて下さい。


出来るだけ22時までにメイクを落とす。

正常にお肌の修復を行う為に、帰ってきたらすぐ落とす!くらいで丁度いいかもしれません。


決してこすらない。

タオルも顔にふわっと当てるのみ!顔の皮膚は非常に繊細です。


クレンジング剤は最初にTゾーンに乗せた後、Uゾーンに移動して落とす。

皮脂の多い場所から、というイメージです。


アイメイク・リップメイクは専用のリムーバーで落とすことも検討する。

洗浄力の強い専用リムーバーで落とすことを不安に思う方もいるかもしれませんが、メイクが残ってしまうことの方が危険です。きちんとメイクを落とし切る為にも、リムーバーを活用するのもオススメですよ!


洗顔

  • 洗顔料はシンプルなものを選ぶ。(洗ったあとにもっちりするとか、スクラブ入り等は避ける)
  • 洗顔後は清潔なタオルで優しく顔を押さえるのみ。
  • 1日の洗顔は朝と夜の2回。

以上の点に気を付けてクレンジングを行うだけで、お肌の負担は大分少なくなりますよ!
是非お試しあれ。

 

肌質別オススメ方法&アイテム

コツがわかったところで、次は肌質ごとにオススメの方法とアイテムのご紹介をしますよ。


乾燥肌さん

  • クレンジングはミルクタイプ・クリームタイプ・ジェルタイプ(ジェルの中でも低刺激なもの)がオススメ。
  • アイメイク・リップメイクは専用のリムーバーかコールドクリームで落とし、ベースメイクは低刺激なもので落とす。
  • 極度に乾燥する場合は、濃いメイクやウォータープルーフのメイクを避けて、クレンジングはミルクタイプで行う。

乾燥を気にするあまり油分が多めのものや洗い上がりがしっとりするものを選びがちですが、肌への刺激を第一に選んでみて下さい。また、乾燥肌の人はオイルとシートタイプは刺激が強いので避けて下さい。
洗浄力の強いクレンジングが必要になるメイクは避けて、出来るだけ肌に負担の少ないメイク・クレンジングを心がけましょう。


脂性肌さん

  • クレンジングはミルクタイプかクリームタイプがオススメ。
  • 肌の乾燥を招くので1日に何度も洗顔しない。
  • 皮脂を落とし過ぎてしまう傾向があるので、洗浄力の強いクレンジングは使用を避ける。

皮脂が気になってしまう脂性肌さん。実はクレンジングで余計な油分を奪ってしまっている為に、余計に肌が頑張って皮脂を分泌させている可能性があります。
クレンジングの洗浄力はやや低めに抑えて、ベースメイクも出来るだけ肌に優しいものを選び、ウォータープルーフ等の洗浄力が高いクレンジングが必要になるものは避けて下さい。


敏感肌さん

  • クレンジングはミルクタイプがオススメ。
  • アイメイクやリップメイクは極力摩擦を少なく、鉱物油やコールドクリームで優しくオフ。
  • クレンジングで合うものが見つからない場合、ぬるま湯or石鹸で落ちるタイプの化粧品に切り替えて、石鹸洗顔のみに切り替える。

クレンジング剤はとにかく刺激になりやすいので、石鹸洗顔のみで落とせるタイプのメイクに切り替えるか、ミルクタイプで落ちる範囲内のものを使用すると、肌への負担が大幅に減ります。
肌のバリア機能が低下していて外部からの刺激に弱いので、植物油を使用したクレンジングも避けて下さい。(植物油は角質層に浸透するものもあります。)
鉱物油はきちんと洗い流せば安全なものなので、ベビーオイル等の鉱物油でのポイントメイク落としもオススメです。


各クレンジング方法メリット・デメリット

さて、最後は各クレンジング方法のメリットとデメリットをご紹介しますよ。
ご自身の肌質と相談して、今のメイク・肌質と合っているものかどうか、確認してみて下さいませ。


オイルクレンジング

  • 洗浄力…かなり強い
  • 摩擦…少な目
  • 向いている肌質・メイク…普通肌・かなり濃いメイク・ポイントメイク
    ※脂性肌さんには向かない。

・メリット

洗浄力が強く、しっかりメイクを落としたい時はこれ。
摩擦が少ない。

・デメリット

洗浄力が強い為肌に必要な皮脂を落としてしまうことがある。
クレンジングオイルを洗い残してしまうとニキビになりやすい。


シートクレンジング

  • 洗浄力…かなり強い
  • 摩擦…肌にかなり負担がかかる。
  • 向いている肌質・メイク…普通肌・かなり濃いメイク・ポイントメイク
    ※脂性肌・乾燥肌・敏感肌さんが常用するには向かない。

・メリット

どこでも入手可能。
お手軽に落とせるので時短になる。疲れて帰ってきた日は便利。

・デメリット

洗浄力が強い為肌に必要な皮脂を落としてしまうことがある。
洗浄力も強く肌の摩擦も避けられない為、非常に刺激が強い。
長期間の使用は肌への負担が蓄積し、肌トラブルにつながる場合も。


リキッドクレンジング

  • 洗浄力…強い
  • 摩擦…肌に負担がかかる。
  • 向いている肌質・メイク…普通肌・かなり濃いメイク
    ※敏感肌さんには向かない。

・メリット

使用後のサッパリ感。
ベタつきのないサラサラのテクスチャ。
マクエクをつけている場合も使用出来るものが多い。

・デメリット

摩擦による肌への負担が大きい。
洗浄力が強い為肌に必要な皮脂を落としてしまうことがある。


ジェルクレンジング

  • 洗浄…やや強い
  • 摩擦…やや少ない
  • 向いている肌質・メイク…薄化粧~濃いメイク・マツエクを付けている人

・メリット

ジェルなので洗い上がりはサッパリ。
水性ジェルタイプと油性ジェルタイプとが選べる。
(マツエクをつけている人はオイルフリー水性ジェルタイプがオススメ)

・デメリット

濃いポイントメイクは落とせないものが多い。
手のひらでジェルに熱を与えてから使用し、洗い流す際も少しずつぬるま湯をジェルに馴染ませる工程が必要なので、ちょっとだけコツが必要。


クリームタイプ

  • 洗浄力…やや低い
  • 摩擦…少ない。
  • 向いている肌質・メイク…脂性肌さん・乾燥肌さん・やや薄化粧

・メリット

油分を多く含むので洗った後もしっとりしやすい。
滑らかなテクスチャで、肌との摩擦が少ない。

・デメリット

洗浄力がやや低い為、濃いメイクやポイントメイクは落ちきらない可能性あり。
拭き取りタイプのものは拭き取る際の摩擦に注意が必要。


ミルクタイプ

  • 洗浄力…低い。
  • 摩擦…やや少ない。
  • 向いている肌質・メイク…全ての肌質・特に敏感肌さん・薄化粧

・メリット

クレンジングの中では最も低刺激とされる。
乳液のような柔らかいテクスチャで摩擦が起きにくい。

・デメリット

クレンジングの中では最も洗浄力が低い為、洗い残しが懸念される。
拭き取るタイプのものは拭き取る際の摩擦に注意が必要。


植物油を使用したクレンジング

  • 洗浄力…低い。
  • 摩擦…低い。
  • 向いている肌質・メイク…薄化粧

植物油(オリーブオイルやホホバオイル)を使用したクレンジング。
蒸しタオル等で毛穴を開かせたのち、オイルを広げてメイクを浮かせた後、優しく拭き取って洗顔料で洗顔する。

植物油全般は肌(角質層)に浸透する恐れがある為、メイク落としにはあまりオススメしない。
植物油はあくまで美容オイルとしての使用がオススメ。

ウォータープルーフやクレンジングが必要なメイクは勿論落ちない。石鹸やお湯で落ちるメイクなら落とせるものもある。


鉱物油を使用したクレンジング

  • 洗浄力…やや低い。
  • 摩擦…低い。
  • 向いている肌質・メイク…敏感肌・乾燥肌・薄化粧
    ※どの肌質も常用すには向かない。脂性肌さんは特に不向き。

鉱物油(ミネラルオイル)とは、ニベアやベビーオイルの主成分となる石油由来のオイル。
肌にほとんど浸透せず安定していることから、肌を外部の刺激から守ることに長けている。

基本的にメイクとなじませて落とすが、皮脂まで奪ってしまう可能性もあり、密着性の高いオイルの為洗い残しが懸念される。(=毛穴の詰まり、ニキビや肌トラブルの元になることも)

敏感肌・乾燥肌でどんなクレンジングでも痛い時は、一時的に使う分には良いかもしれない。
肌の油分を奪う作用がある為、長期的に使うことはオススメ出来ない。


クレンジングはスキンケアよりも強し!

さて、今回は紫外線に引き続きクレンジングのご紹介でした。

クレンジングで肌が変わるなんて信じられないかもしれませんが、実際にゲル美は肌に優しいメイク+ミルククレンジングに変えたところ、肌の調子がぐんぐん良くなりました。

肌トラブルも減りましたし、何より長年の悩みだった瞼のアトピーが出にくくなったことが一番嬉しい変化でした。

それ以降、調子に乗ってメイクも全部石鹸で落ちるものに変えて石鹸洗顔のみでメイクオフをする日々です。

私と同じく全ての人がクレンジングを変えることで肌質が改善されるとは限りませんが、少しでも綺麗なお肌へのお手伝いが出来たらと思う次第です。

では、ここまでお目通し頂きありがとうございます!綺麗なお肌の為に、一緒に頑張りましょう。

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32歳で美意識が低すぎるが故に美容専門家を目指しているので(仮)。 某ゲームのように専門家になった瞬間(仮)が外れるかもしれないし外れないかもしれない。 クソゲーやレトロゲーム全般を愛するゲーマーでもある。美容薬学検定1級。