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皆さんごきげんよう、『ヴェルサイユのバカ』ことゲル美で御座います。
今回はすごく綺麗に参ります。
だって今回紹介するのは、おフランスで大人気のオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーという総合美容薬局に行ってきたお話なのです。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーは厳選された素材を使用したクラシックなスキンケアアイテムと香水を販売しているのですが、香りやパッケージ、サービスが恐ろしく丁寧で美しいです。
パッケージはいつまでも眺めていたくなるほど美しく、香りは飽きの来ないクラシックで上品なものばかり。しかも手触りや使い心地まで徹底しているアイテムなので、非常に実用的でもあります。
そんなわけで、今回は店舗もアイテムも香りも悪魔的に美しいオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのレポです。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーとは?
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーは1803年にパリで生まれた総合美容薬局です。
当時フランス全土で人気を集めた老舗を2014年にラムダン・トゥアミさんとヴィクトワール・ドゥ・タイヤックさんにより復刻させたものが、現在のオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーです。
珍しい乳白色の水性香水をはじめとした、フェイスケア・クレンジング・ボディケア・オーラルケア・メンズケア・ルームフレグランス・インセンス・植物オイル・パウダー・クレイ・各種手入れアイテムを販売しています。
珍しいフレグランスマッチなんてものまで存在します。
フレグランスマッチとは
マッチには非常に高い消臭効果があり、お部屋や化粧室、お手洗いの後の消臭剤として使用する。
フレグランスマッチは香りが発生するので部屋で微かな香りを楽しむ場合や、アロマキャンドルをつける際に使用するのも良いのだとか。
木製の心棒に香液を浸しており、シュっと擦ることで部屋の香りを変える。
中でも目玉が非常に珍しい水性香水の『オー・トリプル』。
アルコールやエタノールを使用しない香水で、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーだけの特殊な水溶液です。
つけた瞬間から香水の香りを楽しむことが出来て、肌を汚さず・乾燥させず・水分とオイルのバランスを崩さない、という理想的な香水なのです。
そんなオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーですが、実は現在日本に2店舗展開しているのです。
まず1つ目は去年の春にオープンした代官山。
更に、今年の春に京都にてカフェと一緒に2号店がオープンします。
今回私は代官山の店舗に行って参りました。
ようこそ幻想のラボへ!
恵比寿からのたのた歩くこと15分くらいの閑静な住宅街にオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーはあります。
花が閉じ込められたラボのようなブルーの窓が目印です。
入口は建物右手にある階段で少し下がった、半地下の場所がお店の入り口になっています。
こちらは中性石鹸(サヴォン・スゥペールファン)。
11種類の香りがあり、それぞれとってもいい香りで、ソーダフリー・グリセリンフリーですよ。石鹸にイニシャルを刻印するサービスもあるので、ギフトにしても良さそう。
リキッドボディソープ(ユイル・ドゥ・サヴォン)は全6種。
上品で幻想的な香りに包まれるバスタイムは至福のものになりそう。
カウンターの奥には魔術に使う道具のように商品が陳列されています。
フェイスケアの商品です。
向かって左がフェイシャルクリーム(ポマード・ヴィジナル)で、右がローズの保湿ローション(オースゥ・ペールフィヌ)。
現在多く出回っている薔薇の香りとは少し違います。甘さがほとんどなく、野性的でクラシックな薔薇の香りです。
こちらはクレンジングです。
左がミルククレンジング(レ・ネトワイヤン)で、右がクレンジングウォーター(オー・レクティフィエ)。
パッケージだけで記事が1つ書けそうなくらい綺麗……。
目玉である水性香水のオー・トリプル。人気商品だけあって、多くの人が見ていました。
香りはどれも非常に特徴的です。上品で、きつさがなく、洗練されたミニマムな世界観を感じられます。とにかく上品。
ボディオイルのユイル・アンティーク。パッケージがやっぱり可愛い。
レトロな 優しい香りで、夢の中にいるような気分になれます。
メンズケアもあります。こちらはシェービングクリーム(クレーム・ボゴノトミエンヌ)。
ミョウバンと一緒に使用することを推奨されている、とってもクラシックなアイテムです。
手のイラストがオシャレで印象的な、ハンド&フットクリーム(ポマード・コンクレット)。
非常に上品な、こちらもかなり幻想的な不思議な香り。職場でこんなん使ってたらオシャレですね。(全然関係ありませんが、ヨーロッパってこういう鮮やかなブルーをよく使う印象があります)
白い箱に入っている石がフレグランスストーン(アラバストル)です。香りのエッセンスをストーンに落とし、ルームフレグランスとして使用します。
その隣にあるのはフレグランスキャンドル(ブジー・パルフェメ)です。
石油系由来成分・パラフィンを含まないキャンドルで、火を消したあとにガラスドームの蓋をすることで香りの濃淡を調節します。耽美ですね~。
3種類の香りが選べる紙ソープ(フゥイユ・ドゥ・サボン)。
日本の紙石鹸にインスピレーションを受けて作られたのだそう。
お部屋の香りを変えたい時や、お手洗いの後に消臭目的で使うフレグランスマッチ。
現代のトイレでやったら火災報知器が作動しそうですが、お家でなら楽しめるかも…?
トイレにこのマッチがあったら耽美かつとんでもないホスピタリティ&オシャレですね。まさに贅沢。私は一番興味がある品物でした。
プレゼント用にすると素敵なサービスが
私はこの時、友達へのプレゼントを探しに来ていました。
店員さんにプレゼントとして人気のアイテムを伺ったところ、中性石鹸・ハンドクリーム・ボディオイル・保湿ローションがプレゼントとして人気があるのだそう。
私はパッケージが一番綺麗に見えたので、保湿ローションを選んでみましたよ。
プレゼント用に、と伝えると、ラベルにカリグラフィーで名前をいれてくれるサービスをして下さいました。とことん耽美です。
至高の香りで幻想の庭へ
私は自分用に紙石鹸のローズを購入しました。
仕事中にデスク脇に置いていますが、なんというか…すごく幻想的な香りがかすかに漂って、とんでもなく素敵です。
いつも持ってるポーチにもいれておきたいので、近々もう1つ購入する予定です。
鞄に入れたり、クローゼットにいれておいて服に微かな香りを纏う等、雅な使い方を楽しめそうです。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのアイテムは幻想的でレトロな香りを自分だけで楽しむような、知的で上品なものが多いです。
箱庭のように小さな空間を切り取って別世界に変えてしまうので、本当に耽美で、ずぶずぶとハマりそう……。
香り系のアイテムが好きな方には、確実にオススメ出来ます。
※頂いた冊子が本当に美しいので必見です。
そうそう、忘れてはいけないのがあなたの肌の悩みに合わせたオイル・パウダーを処方してもらえるカウンターもあります。
店員さんに相談しながらアイテムを選んでもらえるのも嬉しいです。
非常に耽美で幻想的なオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー。
是非是非、一度足を運んでみて下さいませ。
まるで本当に中世の世界に行ってしまったような空間で、幻想的なアイテムに出会えること間違いなしです。
では、ここまで読んで下さって有難う御座います!
次回の記事もこうご期待下さい。
OFFICINE UNIVERSELLE BULY
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