もっちり泡は洗浄力が高いの?洗浄力の違いを検討してみた

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ゲル美

32歳で美意識が低すぎるが故に美容専門家を目指しているので(仮)。 某ゲームのように専門家になった瞬間(仮)が外れるかもしれないし外れないかもしれない。 クソゲーやレトロゲーム全般を愛するゲーマーでもある。美容薬学検定1級。

こんにちわ。GW明けのゲル美です。

突然ですが、あなたは普段どのようにメイクを落としていますか?

クレンジング・洗顔は肌に負担をかける行為なので、スキンケアよりも慎重になる方も多いと思います。

かくいう私も、クレンジング・洗顔の基本は

  • 肌に出来るだけ刺激を与えない
  • 確実にメイクを落とす
  • 短時間ですませる

 

この三つだと考えています。

 

私は石鹸で落ちる化粧品を中心に使用しているので、ミネラルオイルで軽くクレンジングして石鹸洗顔か、メイクが薄い日は石鹸洗顔のみです。

最近はほいっぷるんの登場でメレンゲ泡での洗顔も行うようになりました。

生意気にも『ほいっぷるん』で泡を作ってみた。

 

アメージングメレンゲ泡で洗顔しながら、私はふと思いました。

『もちもち濃密なメレンゲ泡は毛穴の汚れもキレイにしてくれる』のような情報もありますが、泡の状態や洗い方で洗浄力に差があるのでしょうか。

というか、そもそもで石鹸と洗顔料だと、どっちが洗浄力あるんでしょう。

まして、本当にメイクは落ちきっているのでしょうか。

考えれば考える程、何だか疑わしくなってきます……。

 

そんなわけで、今回は私が普段使用している様々なアイテムを使って、改めて洗顔の洗浄力について実験してみましたよ。

 

実験に使用するアイテム

 

さて、まず最初に今回使用するアイテムをご紹介します。

 

メイクを落とすアイテム

実験に使用するアイテムがこちら。
洗浄用の石鹸・洗顔・泡を作る道具+αです。

  • 石鹸…家にあったやつ(多分カウブランドか何か)
  • 洗顔…ニベア濃密保湿クリーム泡/とてもしっとり
  • 泡立てマシーン…ダイソー ほいっぷるん
  • 泡立てネット…無印良品/小さいほう
  • クレンジング代わり…ピジョン ベビークリアオイル

 

以上です。

今回はこれらを使って、例として口紅を二種類とアイシャドウ一種類を落としてみます。

ちなみに、全て異なるメーカーのものです。

口紅の二種類はクレンジングで落とす前提の商品です。
石鹸・洗顔料では落とし切れないことが予想されますが、今回は洗浄力を見るためにあえて使用しています。ご了承下さい。

 

その1.石鹸+手で直接洗う

 

一番最初はザ・スタンダードということで、石鹸で試します。
殆ど泡立てず、手で直接つるつるとこすりあわせて、通常の手を洗う時の要領で洗います。

これが結構綺麗になります。

更に数回つるつると優しく擦って、

洗い流します。

めちゃ綺麗に落ちました。

  • メリット
    • めちゃ簡単。結構サッパリ綺麗に落ちる。
  • デメリット
    • 手を洗う時の要領で顔をこすると皮膚に負担になりそう。摩擦の少ない洗い方が出来れば最強かも?
洗浄力
肌への負担

その2.洗顔料+ほいっぷるん

 

次は王道、洗顔料とほいっぷるんです。
濃密もっちり泡の洗浄力はいかほどなのでしょうか?

 

まずは洗顔料でもっちり泡を作ります。

泡を乗せて…

泡をぎゅっと押し付けるようにして、指が直接皮膚に触らないように優しくもちもち洗います。

途中で泡を取ってみたらこんな感じ。口紅のピンクが若干泡に移って落ちているようですが、まだまだ落ちきっていません。

更に泡を乗せて、もちもちと洗います。数回これを繰り返し、洗い流します。

oh……残念ながら、あまり落ちてないです。

よーく見ると、一番右のアイシャドウも若干残っていました。

ただ、今回使用した洗顔料は優しく洗うことを優先してそうなので、洗浄力はそこまで高くないのかもしれません。

  • メリット
    • 肌に触れるのは泡のみなので、摩擦による肌の負担は少ない。
  • デメリット
    • 洗浄力が低い。
      クレンジングして粗方メイクを落とした後にオススメの洗い方。
洗浄力  ×
肌への負担

 

その3.石鹸+泡立てネット

 

お次は無印の泡立てネットと石鹸の組み合わせです。

泡立てネットはほいっぷるんよりもふわっとざっくりした泡になりますが、洗浄力は如何程でしょうか。

テキトーにわしわしとネットに石鹸をこすりつけて……

割と空気を多く含んだふんわりざっくり泡です。

これを手につけて、泡をもちもちと押し付けて、指が直接肌に触れないように洗います。

さっと泡を取った状態。

洗い流します。

うっすら全部残っています。

ほぼ先ほどの洗顔フォームと変わらない結果です。ただ、こちらの方がアイシャドウは綺麗に落ちていました。

  • メリット
    • 摩擦による肌への負担は少ない。
  • デメリット
    • 洗浄力に不安が残る。
      これもクレンジングして粗方メイクを落とした後にするべき洗い方かも。

 

洗浄力
肌への負担  ◎

 

その4.洗顔料+手で直接洗う

 

ザ・力技。洗顔料を手でもちょもちょと広げて洗います。

一番最初の実験にて、石鹸で手洗いするように落としましたが、それの洗顔料バージョンですね。

JUST DO IT!!!

オラオラオラーッ!!!!

WOOOOOOO!!!!

洗い流すぜーッ!!!

すごく綺麗です。何も残っていません。

  • メリット
    • 簡単。すぐ落ちる。SO COOOOOL!!!
  • デメリット
    • 肌への摩擦が不安。Jesus!!

 

洗浄力
肌への負担

 

その5.ベビーオイル+石鹸+泡立てネット

ベビーオイルでメイクを浮かせて、泡立てネットと石鹸で作った泡で洗浄します。

実はこれ、私がいつもメイクを落とす時に行うフルセットです。ベビーオイルは割と落ちにくいので、洗顔ではなくて石鹸の洗浄力でサッパリ落としたくなります。

まずはベビーオイルで……

ワショオオオオオオイ!!!!

せーの

ワショオオオオオオオオイ!!!!!!

あなや!!いとうるはし!!!!

では、次に石鹸+泡立てネットで泡を作ります。

どっせい!!!!

ポイズン!!!!!

洗い流すと、この通り。
すごく綺麗です。

 

  • メリット
    • ほぼ確実にメイクが落ちる。
      ウォータープルーフをはじめとした落ちにくいメイク以外は大体これでOK。
  • デメリット
    • 手順を二段階踏むので摩擦に注意。
      (※ベビーオイルはゴシゴシ擦らなくてもOKです)洗い残しに注意。ベビーオイルの成分はほぼミネラルオイルです。ミネラルオイルは少し落ちにくいので、よーく洗う必要があります。
洗浄力
肌への負担

 

ふわふわの泡は洗浄力低め?

 

さて、色々実験してみましたが、意外なことにふわっとした泡の状態にすると洗浄力が低いように感じました。

勿論、アイテムやその使い方等、様々な条件が絡んでくるので、一概に『石鹸・洗顔料を泡にする=洗浄力が低い』とは言い切れません。

あくまで今回私が実験して感じたことなので、気になった方は是非ご自宅でも試してみて下さいませ。
(ちなみに、泡によって毛穴の汚れが落ちているかどうかは全然わかりませんでした……スミマセヌ)

逆に、石鹸・洗顔料を手で直接優しく擦ってオフする場合の洗浄力が高い印象でした。

泡に比べて使用している石鹸・洗顔料の濃度が濃く、摩擦が加わっている為かもしれませんが、結構すんなりと時間をかけずに落ちていました。

洗顔に時間をかけない、という点ではかなり優秀なやり方かもしれません。ただ、やはり摩擦と洗顔料の肌への刺激が少し不安です。

 

ただ、前提としてお伝えしたいのが、

  • 石鹸・洗顔はメイクとの相性がある。
  • 石鹸で落ちる化粧品の場合も、予め水でよく洗ってから石鹸でオフすることを推奨している。
    (今回は石鹸・洗顔の洗浄力を調査する為なので、石鹸・洗顔を使用する前に水洗いは一切していないです)
  • メイクは顔の皮脂と混ざりあっている為、今回の実験よりも落ちにくい状態であることが予想される。

という点です。
つまり、色んな要因でメイクが落ちたり落ちなかったりします。
メイクと洗顔料、更にメイクの状態等の条件が無限過ぎるので、石鹸や洗顔・クレンジングは、メイクと同じラインだと手っ取り早いのかもですね……。

 

意外とメイクが落ちていなかったのかも。見直しするべし!

 

思った以上に石鹸で落ちるとされるメイクが落ちていなかったので、私も早速メイク落としを見直す予定です。

肌に優しく洗浄力の低いメイク落としを選ぶのも勿論大切ですが、その結果メイクを落とし切れずに顔に残ってしまうのも絶対にNGです。顔の表面で化粧が酸化します……。

また何かいい方法が見つかったら、ここで発信することにします。

 

今回はとにかく自分が知りたいことを思うままに実験してみましたが、この実験が少しでもあなたのお役にも立てていたら嬉しいです。

 

では、ここまでお目通し有難う御座います!

次回の記事もこうご期待下さい。

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